テント泊で冬の磐梯山!

雪山

今回は2026年2月28日~3月1日に行った、磐梯山について記録していきます。

福島県にある磐梯山は、標高1,816Mの活火山で、夏場は多くのルートで登られますが、冬は裏磐梯スキー場から登るルートが一般的。今回私たちが登ったのも、裏磐梯ルートからでした。

メンバーは全部で4人、山岳会の人たちです。それではスタート!

~1日目~

10:30 裏磐梯スキー場駐車場発。今回は車でのアクセスでしたが、駐車場までの道路はぬかるんでガッタガタ、駐車場もぬかるみだらけでした。各々わかんやスノーシューを用意してはいましたが、記録を見る限り全く必要なさそうだったので車に置いて行き、ツボ足で歩きだします。

駐車場に置いてある車は、ほとんどスキー場利用者のもの。

スキー場の横を登っていきます。登っていくうちにすぐ暑くなり、フリースやシェルを脱いで温度調節。2月にしてはかなり温かく、市街地も雪は少ない、というかほとんどなかったです。

初日ガスガスなのは承知の上で、翌日の晴れ予報に期待をかけているのですが、さあどうなるでしょう。

11:10 スキー場を過ぎ、銅沼(あかぬま)分岐。銅沼には行かず真っすぐ山頂を目指します。下山してくるご夫婦に遭遇しましたが、お二人は山頂には行かず、スノーシューで銅沼をスノーハイクしたそう。

なだらかな樹林帯の登りが続きます。トレースがたくさん。

12:50 このあたりから急登。雪が腐って踏み抜きが多い上雨も降ってきて、ちょっと嫌な登りでした。トレースから少し外れるとずぼっといくので、すれ違うのが大変。下りてくる人たちが私たちのテント泊装備を見て、「テントですか!上は風すごかったですよ。」なんて言うものだから、内心ビビりながら登っていきます。

13:30 稜線に出ると吹き飛ばされるほどではないものの確かに風は強めで、雪が少なく地面が出ている箇所も多かったです。どろっどろのぬかるみもあり、雨は降るし風は吹くし、、、もう少しお気楽な山行を望んでいたのですが。

景色もないので、幕営予定の弘法清水小屋まで急ぎ歩きます。

14:30 弘法清水小屋着。山頂まで30分ほどのこの小屋付近にテントを張ります。雨は止んでいましたが風が強いので、少し苦労しながらテントを張り終え、中に入れば一安心。

歩いていればそこまで冷えないのですが、テントを張る間に手先や体が冷え切るのはいつものこと。急いでバーナーで火を点けると、テント内はすぐに温まります。ここからがお楽しみの時間。

融雪しながらお酒とつまみを出しお喋りするのが、雪山テント泊の醍醐味の一つと言っても過言ではないでしょう。

18:00 夕食を作り始めます。ごくありふれたお鍋ですが、雪山登山ではこれに勝るご飯は思いつかない。具材は塩こうじにつけた鶏モモと、春菊、白菜、椎茸、えのきで、味付けは鶏ガラスープ。

完成。ささやかな彩として椎茸を飾り切りして持って行ったのですが、これが思いのほか喜んでもらえてよかったです。

翌朝の予報は9時頃まで曇り。晴れるなら夜明け前に出発して山頂で朝日を拝みたかったのですが、ガスの中登っても楽しくない。ということで朝はのんびり出ることにし、夜もゆっくり飲むことに。私は体が冷えるので山ではあまりお酒を飲まないのですが、皆さん本当によく飲まれます。

21:30頃 就寝。

~2日目~

6:00 起床。夜は風の音が大きかったものの、雨が降るくらいですから冷え込みは厳しくなく、それなりによく眠れました。お湯を沸かしてお茶を飲みつつ各々で朝食を摂り、アタックの準備をします。

7:20 アイゼンを付けて出発。外に置いておいたピッケルやスコップに、夜のうちに小エビのしっぽができていました。

テント泊は私たちだけで、山頂一番乗りは確実。しかし周りは依然として真っ白。山頂着くまでに晴れてくれないかな・・・。

なかなか晴れないものの、雪がとっても綺麗です。前日の予報では、サイトによってはかなりの強風予報だったのですが、実際はそこまででもなく、安心して歩けました。

8:00 磐梯山着。やっぱり真っ白。風が強くなく、寒くもないのでしばらく晴れ待ちします。

これは山頂にある祠。時折太陽が顔をのぞかせるのですが薄い雲がとれることは無く、20分程待って、流石に凍えるので下山します。少し下りたところで、日帰りソロの登山者とすれ違いました。早い。

20分くらいでテントに戻り、お茶を飲んで少し温まってから撤収し、再び下山開始。撤収している間に、さらに何グループかの登山者が登っていきます。さすが百名山、人気の山ですね。

前日ぬかるんでいた道も、凍り付いて雪の花畑みたい。幻想的な景色に見惚れて何枚も写真を撮りました。

下りてくると少し晴れて、麓の景色が見えてきました。奥に見えるのは桧原湖で、この時期は氷上ワカサギ釣りができるそう。

ほとんど前日と同じ道を戻るだけなのですが、下山は少し寄り道して、イエローフォールへ。

11:15 イエローフォール着。これは磐梯山では有名で、硫黄が雪に溶けだすことで黄色くなった氷瀑が見られる、冬ならではの現象です。綺麗かどうかと言われると賛否別れるどころかほとんどの人がNOと答えそうな景色ですが、これだけを見に来るスノーハイクのお客さんもたくさんいました。

イエローフォールからはなだらかな下り。前日歩いた登山道に復帰し、1時間半くらい歩いて駐車場に下山。

12:50 駐車場着。お疲れ様です。

振り返ると標高の低いところは晴れているのですが、山頂には雲がかかったまま。この日も日帰りで登っていく人もたくさんいましたが、山頂の眺望を拝めた人はいなさそうです。

下山飯は喜多方ラーメン!

帰り道、車から見た夕景の綺麗なこと・・・

おわり

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